ケミカルピーリングの薬剤
ケミカルピーリングでは、さまざまな薬剤が使用されます。
その薬剤によってケミカルピーリングの効果に多少違いが出てきますが、基本的には、薬剤の効果によって、細胞を局所的に死滅させたり、肌を溶かしたりして、その後に起こる肌の炎症や生まれ変わりによって、新しい肌への再生を促し、美容効果を得ます。
また、ケミカルピーリングでは、表皮よりも深くにある真皮についても、炎症を引き起こし、コラーゲンやエラスチンを増加させます。
ただし、ケミカルピーリングによって得られる、この真皮への作用メカニズムについては詳しくわかっていません。
また、深くケミカルピーリングすると副作用や後遺症が残る可能性があるため、浅いピーリングを繰り返し行なって美容効果を得ますが、その浅いピーリングを繰り返すことによる効果についてもあまり詳しく解析されていません。
ケミカルピーリングの主剤としては、AHA(グリコール酸や乳酸など)、BHA(サリチル酸など)、TCA(トリクロル酢酸)、フェノールなどが使われます。
AHAやBHAなどの薬剤は角層や表皮の、TCAやフェノールなどの薬剤は真皮などのケミカルピーリングに使われます。
また、AHAやBHA、TCAなどは、酸として化学的に皮膚を溶かすことによって、効果を発揮します。
AHAなら50%以上、TCAなら40%以上の高濃度でケミカルピーリングを行なうと、予想以上に深くピールしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、BHAやフェノールは中毒を引き起こす可能性があるので、高濃度、広範囲で使う場合は特に注意が必要です。
これらの薬剤は、自分で濃度を調整してケミカルピーリングを行なうことができますが、あまり高濃度で使うと副作用や後遺症が残る可能性があるため、あまりおすすめできません。
AHAやBHAはケミカルピーリング用に調整したものが販売されていますので、それらを購入して使用するのをおすすめします。
また、TCAやフェノールについても、海外では調整したものが販売されているそうです。
興味がある人は、個人輸入か輸入代行という方法もあります。
(もしかしたら、すでに日本でも販売されているかもしれませんが・・・)