ケミカルピーリング前後のケア
ケミカルピーリングを行なう場合、その治療前後のケアが非常に大切で、治療効果にも影響を与えます。
ケミカルピーリングを行なう前には、レチノイン酸、AHAの外用剤、ハイドロキノンなどの美白剤が使われます。
AHAやレチノイン酸は、ケミカルピーリングのムラを防ぐために、ある程度角質を取り除いておくために使われます。
またレチノイン酸は、治療後の上皮化を促進するためにも使われます。
ハイドロキノンなどの美白剤は、ケミカルピーリングを行なった後の色素沈着を起こりにくくするために使われています。ただし、その効果はまだ確認されていません。
ケミカルピーリングを行なった後のケアは、ピーリングの深さによって違います。
角質だけをケミカルピーリングした場合は、角層の機能を補うための保湿ケアやサンスクリーンが行なわれます。
保湿ケアでは、乳液やクリーム、またそれに加え、ヒアルロン酸やグリセリンなどの保水性外用剤と、油脂やオイルなどの閉塞性保湿剤を組み合わせて使われます。
表皮をケミカルピーリングした場合は、ワセリンなどが使われています。
また、肌を冷却しつつ、弱いステロイド剤を使うこともあります。
真皮までケミカルピーリングした場合は、閉塞性ドレッシング剤と呼ばれているものが使われます。
これは、傷口を完全に密閉しつつ、傷口から出る液を吸い取る効果を持っているもので、これを使うことで傷口を早くキレイに治すことができます。
ただ、日本人は真皮までのケミカルピーリングは行なわないほうがいいと思うので、これはあまり関係ないかもしれません。